真説スズメのお宿2
欲深いお婆さんは、お爺さんに聞いた道をたどって自分もスズメのお宿を訪ねました。
スズメたちはお婆さんを大歓迎し、帰りには、お爺さんと同じように大きな葛籠と小さな葛籠を持ってきて、どちらでもご希望の物をお持ち下さいと、言いました。
欲張りで、体力に自信のあるお婆さんは、大きい葛籠を貰うことにしました。
大きい葛籠は重くて大変でしたが、この中に宝物がいっぱい入っていると思うと嬉しくて、疲れも忘れ自然と足が進みました。
それでも遠い道を大きな葛籠を担いで歩くのは容易ではありません。
夕暮れ時、お婆さんは、一寸葛籠の中の宝物をを見たくなりました。
お婆さんは、葛籠の蓋を少し開けてみました。しかし中は真っ黒で何も見えません。そこで蓋を全部開けてみると、中から恐ろしい妖怪変化が次々と出てきて、今にもお婆さんを食い殺そうと言う勢いでした。