真説スズメのお宿7
あまりにも長い興行で、最初は張り切っていた妖怪達もすっかり疲れ果てもうそろそろいいんではと、言い出しました。
そこでお婆さんは、儲けたお金の少しを使って、家の近くの泥縄山を買い占めそこを、妖怪達の家にしました。そこは誰も行かない広くて深い山です。時々、お婆さんが妖怪を心配して訪ねるようですが、お爺さんは山へは行きません。
妖怪達お婆さんに買って貰った山で幸せに暮らし、彼らが、スズメのお宿で閉じ込められていた大きな葛籠は山の上にある妖怪大明神権現神社のご神体として祀られています。
妖怪のお陰で大金持ちになった、お爺さんとお婆さんがその後どうなったかはわかりませんが、不老不死の妖怪達は今も泥縄山に住んでいます。
皆様も是非、泥縄山へ妖怪に会いに行って下さい。おおきな幸いがあるでしょう。