美肌と食べ物の関係

真説スズメのお宿5

 お爺さんは、妖怪が入っている大きな重い葛籠を背負ってお婆さんの後を追っていきました。

 町に着くと、お婆さんはあちらこちらを歩き回り、休演中の芝居小屋を見かけると、入っていきました。

 中には、この小屋の持ち主の顔色の悪い中年の男が火の気のない火鉢の前で、ションボリと座っていました。

 お婆さんは、開口一番「この小屋で、お化け・妖怪大会をしたいと思うので三日間貸してくれませんか。賃借料これです。」と言って、お爺さんから取り上げた巾着を、ほうりだすと、小屋主は目を丸くして、「たった三日でこんなに頂けるのですか」と驚きの声を上げました。

 お婆さんは、小屋主に言いました「明日から、本物の妖怪が出演する、お化け屋敷をはじめますと町中に触れ回って下さい。必ずお入り満員になってこの小屋は大繁盛することは間違いありませんよ」と言いました。

 小屋主は、半信半疑でしたが、お婆さんから貰ったお金の多さと、お婆さんの気迫に押し切られ、町中を走り回って、「明日から三日間「本物のお化け屋敷を開きます。皆様、本物ですよ見なければ生涯の悔いになりますよ。」と大声を上げて触れ回ったのです。

 

 

 

ホーム | 真説スズメのお宿 | 嗚呼 早慶戦 | 迷走世界情勢解読 | サウナ | HSP | PC