美肌と食べ物の関係

真説スズメのお宿12 突貫工事はお化けの仕事

 その夜、山ではドスンドシンという大きな音が響いていましたが、お爺さんもお婆さんもいつの間にか寝てしまいました。

 翌朝、目を覚まして泥縄山を見るとなんだか様子が違っていました。お爺さんとお婆さんは大急ぎで、山の麓まで行ってみると、麓に小さな、スズメ茶屋と言う店があり、その少し上に松の木で作った大きな鳥居があるではありませんか。鳥居をくぐると立派な石段が40段積まれており、石段の回りは綺麗に整地された境内となっています。その上に広場と12段の石段があり、大きなお社が建っています。そのすぐ前にある檜の鳥居の扁額には、「妖怪大明神権現新社」と大きな金文字で書かれています。

 お爺さんとお婆さんが驚いて見上げていると、大入道と鬼どもが現れて、「こんな物でどうですか。後はお祭りをするだけですよ。お祭りの時には、ご神体の大葛籠も新社で展示しますし、お化け妖怪変化も、総出演でおもてなししますから、参詣者はみんな喜んで下さるでしょう。」と言って大きな胸をたたきました。

 どうしたことでしょうその日から、あちらこちらの、香具師の元締め親分衆から、妖怪大明神権現社の例大祭に店を出させて欲しいという問い合わせが殺到しました。八五郎・熊五郎はもとより、ふうてんの寅さんも顔をそろえているのですから、驚きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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